VOL.12 グループディスカッション(GD)のポイント

採用試験で取り入れている企業が多くありますね。最近のインターンシップでもグループワークにおいてもGDの要素としてチェックしているようですね。

一番のポイントは、チームとして良い方向性に向けて結論を出し合っていくことです。お互いはライバルではなく全員が合格しようという意識を持って臨めるかが重要です。議題は答えの無いことについて意見を交わしていくことですから協調しあいながら肯定しあいながら積極的に発言し関わっていくことです。テーマに向けて話し合ったことに抜けや漏れは無いかなど多面的思考を持っていくことも重要ですね。

 

司会、時間管理、書記と役割がありますがそれをこなしつつ意見や考えを出していかないといけませんからハードルが高く感じる人も多いかもしれないですね。

司会は全員が満遍なく意見しているか、時間管理役は経過時間だけの発言に陥ってないか、逆に残り少ないことも言い切っているか。書記は発言内容の要約をしていかないといけないので論点がずれて書記をしていないかを気を付けなくてはいけませんね。

 

最も気を付けたいことは、他者の意見を否定してしまうと建設的にならなくなってしまうということ。きちんと反対意見も添えて皆が納得いくようにしないといけません。

またテーマが自分の関心ごとと一致してここぞとばかりに知識を延々と話して他の人の発言機会を奪ってしまうことに気づかない場合は最悪ですね。

もう一つ最悪なことは、結論を出そうと焦ってしまい多数決で決めることは完全にアウトでしょうね。話の論点がズレていったら戻していくこと。全員が発言機会を持つことであり、発言の少ない人に促すことや遮られてしまった人に促すことも大切でしょうね。