VOL.27 適性検査、筆記試験への対策とは?

実施する企業側の意図としては、応募者が多いと効率よく採用活動したいという思いがあります。また、面接だけではなく客観的データで数値化した情報も判断材料にしたいという考えがあります。

 

方法としては、テストセンター、Web、ペーパーテストがあります。中でも、SPIや玉手箱は多くの企業が活用されているようです。

 

適性検査には、職務適性や性格検査があります。募集する職務に求められる要素があるのか等確認します。外交的、内向的や営業向き、研究向きなどの傾向が出ます。このことについては対策のしようがありません。わずかな時間内でチェックしなくてはなりませんし、回答を変えてしまうと一貫性についても確認できますからごまかせないようになっています。積極性・継続力・協調性などが数値化され性格を把握します。基本的に企業の採用は様々な人に入社してほしい考えがありますのでためらうことはありません。そして、何が正解ということは全くもって無いですから堂々と自分をさらけ出すつもりで臨んでいきましょう。

 

また、筆記試験は、国語、数学、英語などの基礎能力の確認、業界に関する基礎知識はあるのか、社会情勢や時事問題の一般常識の理解関心があるのか等をみます。基礎能力は、基本的には高校レベルの問題傾向だと言われています。対策するとしたら毎日問題集を解くことでしょうか。図表読解や論理的思考の出題傾向もあるようです。演繹法など少しは対策しやすいかもしれないです。就活サイトには練習問題など掲載されていますから活用してみることも良いでしょう。

 

最後に、毎日の新聞やネットニュース、テレビニュースなど視聴し見分を広げておくことと、志望する企業の業界ニュースなどに敏感に反応して読み取っていくことでしょうね。